リスティング広告における広告ランクとは何?

GoogleやYahoo!の検索結果の上位の位置に表示されるリスティング広告。キーワードを入れて検索した後、ページが開いた瞬間に最初に目に飛び込んでくるのが、このリスティング広告の広告文だと思います。もしその中に、自分が興味ある内容の文章があれば、ついクリックしてしまうでしょう。しかも、その文章は、より上の位置にあればあるほど、目に飛び込んでくる確率は高いものです。ということは、掲載順位が上位であればあるほど、広告としての優位性は高いという事です。掲載順位が上位にある広告は、やはり高いお金を払っているんだろうと思われるかと思うのですが、実は単純にそうではないという事をここでお伝えしたいと思います。

リスティング広告では出稿するキーワードの単価はオークション制になっています。ですので、この時に、同じキーワードに出稿している他のライバル達より高い入札単価を設定すれば、確かに上位表示されることにはなるのですが、入札単価と共に掲載順位の判定基準になる品質スコアというものがあることを知らなくてはいけません。そしてこの品質スコアから広告ランクというものが決まっていきます。広告ランクとは、入札金額と品質スコアを掛け合わせたもので「広告の優先度」を示すものです。式にすると「広告ランク=入札金額×品質スコア」になります。

入札金額は、1クリックで支払うマックスの金額のことで、自分で設定する値です。例えば100円で入札したとすると、クリックされた際は、実際に100円かかる場合もありますが、入札額は最大でここまでならいいですよ、ということを表明する値であって、実際は100円より安くなる場合の方が多いものです。

品質スコアとは、出稿された広告の質の事です。質の良しあしの判断は、キーワードと広告文、LPがきちんとマッチしているかどうか、その関連性の度合いで決まります。

ここで一つの例を出してみますが、例えばA社はあるキーワードに対して90円という入札単価を設定しました。そのとき、B社は同じキーワードに対して200円という入札単価を設定したとします。普通に考えれば、A社の入札単価の2倍以上の金額を設定したB社が上位表示されると思いますが、もしA社の品質スコアが10で、B社の品質スコアが3だったらどうでしょうか?この場合の広告ランクを計算してみましょう。A社は、90(円)×10=900ですよね。これに対しB社は200(円)×3=600です。広告ランクで見れば、A社の方が高いという結果が出ましたからA社の方が上位表示されるのです。このことから、品質スコアと広告ランクは決して侮ってはいけない、重要な要素だという事がお分かりいただけると思います。